有名なものでいくと「火垂るの墓」かも。
子供の頃はおばさんが酷いって本気で思ってた。
でも大人になって母になってからは、清太マジか……という気持ちにしかならなくなってしまった。
そうは思うんだけど、清太の家は元々裕福な家庭だったことを考慮すると、世間知らずの坊っちゃんなりにプライドを守りつつ精一杯やったのかもしれないなとも。
年を取ると涙もろくなるという話がありますが、それは実際にそう。
年を取れば取るほど共感力は上がり、感情を抑制する機能が衰えるそうです。
多分そのせいで、昔とは全く感じ方が違ってくるのかな。
私は、昔なら全然感情が動かなかったであろう曲で泣けてくることが最近多いです。
多分10代でも涙腺に来ていただろうなと思うのはsasakureさんの「しゅーまつがやってくる!!」と、ねこぼーろさんの「戯言スピーカー」「ひねくれネジと雨」なんですけど。
そういえば昔「ロストエンファウンド」を投稿したことがあるんだけど、あの曲もサビが涙腺を刺激してくる音で大変だった記憶。
多分10代だったら響かなかっただろうなって思う曲が玉置浩二さんの「メロディー」やMrs. GREEN APPLEの「Soranji」です。
最近この二曲引くほど刺さってきて困ってしまう。
そう考えると年を取ったことで増えた感動とか楽しみってけっこうあるなって思いました。
ただ残念なのは、年に加えて諸々の事情で何かを暗記することがもうほとんどできないので、覚えてカラオケで歌うということがなかなかできないということ。
忘れるほうもすごくて、多分私が今でも正確に覚えてる曲って2000年以前にリリースされたものだけだと思います。
忘れるはずのない定番ボカロ曲ですら、慣れてない機種の通信カラオケのオケだと全然思い出せないので。
2010年前後は毎日ボカロ曲ばかり聴いたり歌ったりしてたのでオフ会でよく歌ってたけど、もうあの頃ほど曲を聴ける時間がないし、あの頃ぐらい聴いたとて覚えられないだろうなという感じ。
記憶だけどうにかしてほしい。
月日が経つと印象が変わるもの

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