今思うこと

思考

二年ぐらい前から「もうやめちゃおっかな」と思うことがてんこ盛りでした。
だって筋腫が7個に増えてるって言われてしまうし、腺筋症にもなっていて大腿部に信じられない激痛が半月ぐらい続くことが不定期にあるし、甲状腺はずっと経過観察されてるし、それで活動休止したら驚くほど人がいなくなるし。
なんで病気になったら人がいなくなるの? うつらないよ!?って思ったし。
そうこうしているうちに大殺界なるものに突入して今二年目だし。
これについては半分ぐらいしか信じていないけど、全く信じないのも無理だったりもする。

去年も今年も思ったよりは悪くないなと感じていた6月、従兄弟Aから連絡があり、従兄弟Bが急に倒れてそのまま帰らぬ人となってしまったことを伝えられ、文字通り膝から崩れ落ちました。
従兄弟ではあるけれど、私にとっては幼少期から19歳ぐらいまでを同じ家で過ごしたほぼほぼ弟みたいな存在でした。
まぁ、私は色々あって地元から遠く離れたところに住んでいるので、最近は親戚に不幸があった時ぐらいしか顔を合わせる機会はなかったんですけど。
それでもLINEチャットで時々世間話をしたり、お互いのインスタをフォローし合っていたり、たまに私のチャンネル動画の感想を話してくれたり、そういう距離でした。

従兄弟Bはユーモアはあるけど比較的落ち着いたタイプで、口数の少ない私とは割と気が合っていたと思う。
お互いに親とは縁が薄く、よく祖母に「大人になっても助け合いなさい」と言われたものです。
決して気は弱くはないけどメンタルは激弱で、だからずっと柔道をしていたのかな。
気がつけば周囲の人達に「素敵だね」と言われるような、そんな大家族を築いていて。
なぜそんなに子供が増えてしまったのか、そのおもしろい理由を私は知っているけど内緒にしておくことにする。
多分、人に頼られることが好きで、それで毎日めまぐるしくたくさんのことをこなして、そして倒れてしまったんだろうと思う。
倒れた日、午前3時頃にLINEの返信が来ていた。
仕事と家庭と人付き合いとアウトドアな趣味しかない彼がそんな時間まで起きているのは珍しいことだったと思う。

若いのに……つらい。
残されたご家族もつらいだろうと思う。
一番下の子はまだ小さかった気がする。
日々体調の悪さに振り回されている私はなんだかんだ気持ちだけは元気で生きてるのにどうして?
そう思ってしまった。
答えの見つからない「どうして?」は精神にはあまり良くないものだと思っている。
思ってはいるけれど「どうして?」しか浮かばないことが確かに存在している。

そして、不幸というものは必ずしも自分に直接何かがあるとは限らないんだなということに今更気づいて、もう何もおこりませんようにと、ふとした瞬間に目を閉じてしまう。

結局、信じようが信じまいがなんだなと。

あれからしばらく塞ぎこんだけど、今は「ねーちゃん元気でやってるよ」って思いながら何かをすることが増えた。

やめる理由が、やっていることそのものに対して嫌気がさしているならやめたほうがいい。
そうではなくて、何か嫌なことを言ってくる人がいるとか誰にも見向きもされないとか、そういうことならやめないほうがいいと思った。
思ったよ。

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